『MOTSUKE』の聖地、青森県つがる市木造を突撃徘徊

皆様『MOTSUKE』(モツケ)をご存知ですか?え、知らない?一部のアウトローバイカーを中心に人気急上昇中の知る人ぞ知るブランドですぞ。

そのモツケのデザインでモチーフとなる事が多い青森県。特にデザイナーご本人ゆかりの地である、つがる市木造(きづくり)は『MOTSUKEの聖地』と言っても過言ではない地域なのです。

私もモツケユーザーの端くれとして、聖地巡礼に行ってみようではありませんか。

決して「たまたま仕事で青森に滞在していたから」ではありませんよ!

『MOTSUKE』

motsuke

『MOTSUKE』は青森県つがる市出身のデザイナー渡辺聡氏が手掛けるオリジナルブランド。

津軽への郷土愛をベースとしたロックテイスト・バイカーテイストのデザインが主で、その独特な感性を活かした作風は唯一無二。

motuke公式ページ

私もバイクウェアや部屋のインテリアとして愛用しており、上の写真は私のモツケコレクションの一部。こういった二色刷り系のデザインは大好物なのですよ。

前々回の記事で『いわき市立美術館でメスキータ展を見た』という話を書きましたが、その私の大好きなメスキータの木版画を彷彿とさせるんですよね、彼の絵は。

青森県つがる市木造に降り立つ

…ということで、仕事で滞在していた青森駅近辺から電車に乗り、目指すはJR五能線の木造駅。

ちなみにこの五能線は電化されておらず、「電車」ではなくディーゼル機関車とのこと。

たしかに乗り心地が少々違うような気もしますが、残念ながら私は鉄道にまったく興味なし。今乗っているコレが電気で動いていようと屁で動いていようと、どうでも良いです。

いやー、それにしてもドキドキですな。

あのトヨタ自動車のお膝元である愛知県豊田市はトヨタ車しか走っていないと言いますし、茨城県日立市に住んでいた女性からは「HITACHI以外の電化製品を使っているとよそ者扱いされる」という話を聞いた事がありますから。

(注:おそらくどちらも事実とは異なります)

…という事は、木造の町は赤子から年配までMOTSUKEファッションに身を包んでいる可能性が高い。いや、そうに違いない。

どうしましょう、今回は仕事で青森に滞在していたのでMOTUKE服は持ってきていませんよ。しまむらで買った服で木造の町を歩いたりしたら「ここに敵国の輩がいるぞー!」と竹槍で刺されたり捕らえられたりしないでしょうか…。

木造駅

…などと心配しているうちに木造駅に到着。名前は「木造駅」ですが「鉄筋コンクリート造駅」です。この町のシンボルでもあるドデカい遮光器土偶(シャコちゃん)がめりこんでおります。

この土偶、電車が来ると目が光るらしく、どうにかしてその姿を撮影したかったのですが…光っているところを撮るって事は、その電車には乗れないって事になるよね?…となると、次の電車まで1時間近く待たなきゃならんって事に…。

うーむ、それはちょっとつらい。残念ですが「土偶の目からビーム!」の撮影は諦めましょう。

まずは木造駅からまーっすぐ伸びる道路を歩き、最初の目的地に向かうとします。

てくてく…。

タバコ屋

おおお、素敵な建物がある。

今回、木造の町をぐるぐると巡って感じたのですが、とにかく建造物が個性的。単に「古い」というだけではなく、味わい深いと言いますか…風情があるといいますか…とにかく「魅力的」なのです。

街の駅『あるびょん』

あるびょん

着きました。最初の目的地『街の駅 あるびょん』でございます。『町』ならまだしも『街』とするのはちょっと厳しいのでは…とも思いますが、とにかく街の駅です。

所狭しと地場産品等が並ぶ店内には…

モツケコーナー

ありました!モツケコーナーが!

定番のデザインから新作まで、衣類だけにとどまらずグッズまで、MOTSUKE製品がずらりと並んでいます。さすがは聖地。この地域の住人の衣類は全てここで購入するのでしょう。

残念ながら私は背がデカすぎるのでモツケだろうとユニクロだろうと店頭に並んでいる衣類は身体に合わず、購入できません。まったく日本は小人の国ですよ…。

さてさて、ちょうどお昼時ですのでここで食べ物を購入してそのへんで食べる事にしましょう。

とりあえず美味しそうだった「焼きそば」と「エビマヨ」を持ってレジに行ったのですが、会計のお姉さんがなんと「これどうぞ、非売品なんですよ。ずいぶんじっくり見ていたから…」とシャコちゃん(遮光器土偶の愛称)のステッカーをくれたんですよ!

なんとも気配りのできる素敵な女性じゃないですか。ぜひ今度一緒に、遮光器土偶について一晩語り合いませんか?お酒でも呑みながら。

シャコちゃんシール

じゃじゃん、コレがいただいたシャコちゃんシール。

モツケをじーっと見ていたのに、モツケではないほうのデザインステッカーをくれるところも素敵(笑)

あるびょんの近くにあった広めの公園のベンチでお昼タイムです。もぐもぐ…むおっ!エビマヨめちゃくちゃ美味いっ!!
(私にとってベンチは座るものではなくテーブルです)

つがる市縄文住居展示資料館『カルコ』

カルコ

腹も膨れ、再びプラプラと歩いて発見したのがこちら。『つがる市縄文住居展示資料館・カルコ』となっています。

こういった資料館系は好きなのですが、今はコロナの関係でいろいろとアレだし…と入り口でウロウロしていたら、受付のおばちゃんが「ほれ!さっさと入れ!」と言わんばかりに面倒くさそうな手招で呼んでいます…(汗)う、仕方ない、行きますか…。

戯れ情報
つがる市縄文住居展示資料館・カルコ

所在地:
青森県つがる市木造若緑59-1
TEL 0173-42-6490

開館時間:
9:00~16:00

休館日:
月曜・祝日の翌日・年末年始

入館料:
通常時は一般200円・現在は無料開放中

青森県観光情報サイト
つがる市縄文住居展示資料館カルコ

中に入っても相変わらず雑な対応で、面倒くさそうに検温チェックした後、ほれ!…と、資料らしきものを手渡して早々に引っ込むオバチャン。

うーむ、さきほどの『街の駅・あるびょん』の方が素敵だっただけに、どうしても比べてしまいますなぁ。

まぁ今回はタダだから良いものの、これで金をとっていたら……ん?今、手渡されたコレって…

遮光器土偶クリアファイル

クリアファイルじゃないですか!!

え!?タダで見せるうえに、こんな立派なクリアファイルまで配っちゃうの!?もしかして私が「クリアファイルコレクター」だって知ってた?

なんだよ、それなら雑だろうと偉そうだろうと、なんでも良いですよ!失礼なこと言ってごめんよババァ。

カルコ内部

ちなみにカルコの内部は1Fが縄文住居の再現とマネキン、遮光器土偶のレプリカ。2Fはご覧のようなごく普通の展示場でした。

『渡辺燃料店』

さてさて。

モツケの聖地を巡る木造の旅もついに最終目的地に到着しました。

どこかというと…

渡辺燃料店

じゃじゃーん。『渡辺燃料店』でございます。

いやいや、ガスにも燃料にも用はありませんよ。店頭にストーブも並んでいますが、そんなもんも買いません。

遠路はるばる宮城県仙台市からココまで来た最大の理由は…

岩木山タオル

これっ!
motsukeオリジナル・岩木山 手ぬぐいタオル!

これを手に入れるために、数多の艱難辛苦を乗り越えてここまでやってきたのですよ。

おそらくデザイナー本人に連絡すれば仙台でも普通に手に入ると思うのですが、それじゃつまらないじゃないですか。

ここ、青森県つがる市木造の渡辺燃料店の店頭でのみ販売…とされていたならば、わざわざ買いに来るからこそ価値が増すのです。なんでもかんでも便利さを追い求め、楽に済む方法ばかり選ぶ生き方はつまらんですよ。一見無駄に見える行動にこそ風情があるのです。

えーと、コレは書いて良いのかな?お店の名からも推察できるとおり、ここ渡辺燃料店はMOTSUKEデザイナー渡辺聡氏のご実家になります。こちら方面にお越しの際にはぜひお寄りになり、手ぬぐいを買っていって下さい。

「早坂というデカい写真撮りの人に薦められてきた」と言えばもしかしたら覚えてくれているかもしれません。

木造探訪・あとがき

カルコの看板

…というわけで、『MOTSUKEの聖地巡礼』とか言っておきながら、蓋を開けてみれば『遮光器土偶に囲まれた旅』になってしまった木造探訪。

町でMOTSUKEスタイルに身を包んだ方を見かける事はなく、懸念していた迫害に合う事はありませんでした。ほっ。

まぁ今回はたまたま運が良かっただけでしょう。普段は三歳児から百歳のお年寄りまで、モツケでアウトローなファッションでキメているに違いありません。だって聖地だもの。みつを。

とりあえず純粋に「遮光器土偶が好きなんだー!」という方にもオススメの町ですので、興味のある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。その際には渡辺燃料店でタオルも忘れずに…。

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