『会津武家屋敷』がボリューム満点すぎて泣けてくるっ
会津と言えば?ええ、鶴ヶ城ですね。他には?はい、白虎隊自決の地として飯盛山も有名です。それ以外にもあるじゃないですか、ココですよ、ココ。『会津武家屋敷』ですよっ。
…などと言ってみたものの、実は私も全く知らなかったわけです。
たまたま、ホントたまたま近くを通った際に看板を発見し、全く期待せずにに覗いてみたのですが…これがまた見応えなんて言葉では言い表せないくらいにボリューム満点な施設でして。
今回はそんな予想外の出会い、会津武家屋敷で戯れです。
現在、新型コロナウイルスの影響で全国的に外出の自粛が求められています。
当記事は緊急事態宣言が発令される前の訪問記事となりますので誤解しませんように。
「なにをプラプラ出歩いてるのよ!」と過剰反応されても困ります。
会津武家屋敷

さぁさぁ、やってきました会津武家屋敷。
今回は会津若松駅周辺で仕事をしており、『会津若松駅』→『鶴ヶ城』と徒歩で回った後、そのまま『飯盛山』まで行ってみようとテクテク歩いている最中に看板を発見。
なお会津若松はとても使い勝手の良い周遊バスが走っていますので、私のようにバカみたいに歩いて回る必要はありません。お車ではなく電車で来た方はそちらを使いましょう。
会津武家屋敷、位置的にはこのあたりになります。
まぁ普通に考えれば駅から歩いてくる人はいませんな…。
戯れ情報
『会津武家屋敷』
所在地:
〒965-0813
福島県会津若松市東山町大字石山字院内1
TEL:
0242-28-2525
入場料:
大人850円・中高生550円・小学生450円
(団体割引あり・年間パスポートあり)
開館時間:
4~11月 8:30~17:00
12~3月 9:00~16:30
駐車場:
無料・約100台
公式ページ
歴史感動ミュージアム・会津武家屋敷
家老屋敷、旧中畑陣屋、会津歴史資料館、暮らしの歴史館、茶屋、etc…と、もう書ききれないほどの施設がぎゅーっと凝縮された歴史ミュージアムになります。
公式ページによると見学時間の目安は1時間となっているのですが…

見て下さいよ、この案内絵図。こんなに見るところがあるんですよ?
これを1時間で回るって…ろくに見ずに早足で駆け抜けないと無理じゃないですか。あまり興味のない方ならばそれで良いかもしれませんが、私はこういうのを見始めると時が止まる人ですので…。
…と、そんな事を考えている暇はありません。時間が惜しいのでさっさと突入してしまいましょう。
家老屋敷
施設内で最も広い面積を誇っているのが『家老屋敷』

立派なお屋敷ですなぁ。
会津藩松平家の家老を代々務める「西郷家」のお屋敷となるそうで。
ん…、なんか奥の方にグリーンマン的な物体があるんですが…。

とうりゃっ!!必殺・山嵐じゃっ!!
グリーンマンの正体は、西郷家の養子として迎えられ講道館柔道で活躍した『西郷四郎』の像でした。これは彼があみだした大技・山嵐。
小説「姿三四郎」のモデルとなった人物だそうですよ。ほえー。

表玄関では色白美人(の人形)が三指ついてお出迎え。
しかし残念ながらここから入る事はできないようで、ぐるーっと長屋を見学した後に台所から入る事になります。
とにかくこの家老屋敷だけでも見る場所が多すぎて、どこの写真を選んで紹介したら良いものやら。しかも『撮影禁止』とはなってはおらず、ちょっと心配なくらいに屋敷内も撮り放題。おおらかにもほどがある。

お殿様の、おなぁぁりぃぃぃー
…という事で、こちらは御成の間。どうやらお殿様もいらっしゃっているご様子。
このように随所にちょっと怖い人形が展示されており、当時の様子をうかがい知る事ができます。いいですな、こういう展示。
このままグルっと回ったら再び台所に戻り、ちょっとしたお土産売り場を見たらお外へ。
会津歴史資料館

家老屋敷をのしのし歩き回ったならば、次は隣接する『会津歴史資料館』へ。
こちらは館内の撮影は禁止となっていました。
内部をじっくりと見学させていただき…次は裏門から出て再び正面入口方向へと向かう事になります。

およよ?なんじゃこりゃ。
ここから女風呂が覗ける…というわけではなく、ここから鶴ヶ城を見ることができるようです。
どれどれ…うーむ、見えないな…。
写真だとあのあたりだから…
・・・・10分経過・・・・
…鶴ヶ城見えねぇよ!!!(笑)
私の目が悪いのか、どう頑張っても鶴ヶ城を発見することができません。
写真で「ここだよ!」とされている位置は木が邪魔なうえに、なにやら大きなマンションのようなものがあって見えないのですが…。
追記)後日訪れた際に発見することができました。どうやらまるで見当違いの場所を見ていたようです…。
旧中畑陣屋

鶴ヶ城が見えた人も見えなかった人も、お次は『旧中畑陣屋』へ行きましょう。
よし、たまには引用なんて使ってみましょうか。
徳川幕府直参五千石の旗本、松平軍次郎の代官所として中畑村など七ヶ村を支配していました。現在の矢吹町から移築復元した建物で福島県の重要文化財に指定されています。
会津武家屋敷公式HPより
おおお、こりゃ便利。
やたら引用ばかり使っているブログに対し「自分の言葉で書けよ!」と思っていましたが、たしかにコピペの引用は楽ですな。今度からたまに使おうっと。
なんと半分で…
朝からずーっと歩きっぱなしだったので、そろそろ疲れてまいりました。
何か飲みたい…と思ったところで丁度よい具合に喫煙所が。おおお!我が命の水、コーラだっ!
ぷはー。うまいっ。酒なんぞよりもコーラのほうがよっぽど美味しいですな。

…と、ココで予想外の事態が。
この後の仕事の予定が急遽変更となり、あと10分ほどでココを出なければ間に合わない計算になってしまいまして。
ここからどの程度の展示があるのかまだわかりませんが、どう考えても全部見て回れないような気がしてなりません。
とりあえずうおりゃっとコーラを一気飲みし、目の前の『茶室』はスルーして移動することにしましょう。
会津くらしの歴史館
休憩所の東屋を後にすると、次は『会津くらしの歴史館』が。
ぬおっ、ここで資料館系ですか。じっくり一品一品見ている時間などないぞ…。

…て、いっぱい展示されちゃってるよっ(泣)
じっくり見たいっ!しかしそんな事したら時間がっ。泣く泣く足早に駆け抜けながら横目でチラ見。
しかもココ、館内が撮影禁止ではないようです。ホントおおらかだなぁ、会津武家屋敷。
出口へGO!
会津くらしの歴史館を抜けると、そのまま『手作り体験感』『心の美術館・青龍』『竜馬を斬った男・佐々木只三郎の墓』があるようなのですが…ホント申し訳ない、そっちエリアには行っていません。
どれもものすごく興味をそそられるものばかりですので、再度訪れてじっくりと拝見させていただきたいと思います。
まずは出口へいそげっ、いそげっ。

やだ、なにその『厄玉割』って。めっちゃ気になるじゃないの。
アレですかね、「一個○○円」といった感じで玉を購入し、お子様などが鬼の看板に向かって投げつけて割る…といったアトラクションなのでしょうか。
よし、今度訪れた際には全力で鬼の看板をブチ抜いてやることにしましょう。
ふははは、今日のところは見逃してやる。命拾いしたな、鬼よ!
おみやげ売り場
よし、やっと出口まで来ました。
なんとか仕事の予定には間に合いそうです。

最後はお約束の『お土産売り場』
実に素敵なものばかり並んでおり、見たいし欲しいしやんなっちゃう。
ゆっくり選んでいる暇がないので、サササッと目についたものを僅かですが購入させていただきました。
会津武家屋敷・あとがき
今回はえらく尻すぼみな記事にってしまって本当に申し訳ない限りでございます。
しかしこの『会津武家屋敷』は本当にボリューム満点すぎて、お土産買ったり食事処で休憩したりすれば1時間や2時間じゃ足りなすぎる。半日いれるんじゃないかと思うほどの充実っぷりですよ。
ぜひもう一度、今度は仕事抜きでじっくり観光に訪れたいと思っています。今年の夏あたりに来れるといいですなぁ…。