キノコ採りだろうと山菜採りだろうと、トレッキングだろうと武者修行だろうと、山に入る際は必須とも言える『熊』への対策。

近年は熊の被害が相次ぎ、住宅地でも熊が目撃されるなど・・・他人事では済まされない話になってきました。

今までは「熊に遭ったら思いっきりグーでぶん殴ってやる」などと豪語していましたが、私も仕事がら単独で山の中に入る事が多くなってきましたので…そろそろ本気で熊対策を考えてみようかと。

…というわけで、今回はただの戯言です。まぁいつも戯言ですけど。

熊

こちらは私がグーでぶん殴って仕留めた熊のはく製。

嘘です。川崎町にある『イーレ!支倉王国』に飾ってあったものです。

熊に遭遇した際の注意点、『さわぐな』『逃げるな』『慌てるな』などは立派な有識者の方々があちこちで注意喚起してくれているのでわざわざココでご紹介するまでもないとは思いますが・・・ちょっとだけまとめておきます。

熊に遭遇したらコレが大事!

・大声をあげない
「きゃー!」とか「うわー!」とか叫ぶと熊が驚き、攻撃してくる可能性があるので危険。
…と言われる事が多いですが、熊との距離が離れている場合、大声で叫んだが良いと主張する方もいます。欧米では「熊を見かけたらとりあえず大声で叫べ」という対処法が定着している地域も。まぁ諸説あり…という事で。

・ダッシュで逃げない
熊は「走るものを追う」という習性があるらしく、背中を向けて逃げ出すとトコトコトットットーと後からついてくる可能性が。
しかしこれも諸説あり。

・慌てない
そんな事言われたって無理です。ええ、無理だとは思いますが、できるだけ慌てないように。何事に関しても慌てて良いことはありません。
背中を向けず、ゆっくり後ずさりしながら距離を離しましょう。

・挑まない
熊殺しに憧れて勝負を挑みたくなる気持ちは痛いほどわかりますが、あなたはウイリー・ウイリアムズでも大山倍達でもありません。
藤原組長も熊と戦いましたが、アレは「口輪つけた子熊相手にビビりまくっていただけ」なので戦ったとは言いません。

人によって言っている事が違ったりするので「諸説あり」が多いのが困ったところ。クマ対策だけに限らず、何に関しても相反する意見の主張はあるものです。

様々な情報を仕入れたうえで、自分の意志で取捨選択しましょう。

熊との遭遇は事前に避ける

最もメジャーかつコストもかからないのが『ラジオ』や『鈴』を使って音を鳴らしておく…というもの。

熊に対し「人間がここにいるよー。僕はここだよー」とアピールしながら移動することが大事だそうです。

このような感じの「クマよけ鈴」がいろいろ販売されています。

私もいちおうこんなモノを付けていますよ。

ガーディアンベル

バイカーならばお馴染み、ガーディアンベル。これをリュックに取り付けています。

クマ避け専用の鈴に比べれば小さな音ですが、まぁ何もないよりはマシでしょう。

状況によって電子ホイッスルを鳴らしたりもしています。


熊避けにラジオや鈴に関して…

人と熊との生活境界線が曖昧になってきた現在では、人との遭遇を恐れず行動する熊も多くいるそうです。

ここに人がいるぞ!と主張するための鈴やラジオですが、「音を出してもムダ」「むしろ寄ってくる可能性がある」と主張している方も。

この手の話は互いに「俺が言っている事が絶対正しい!あっちが言っている事は間違い!」とムキになって水掛け論を繰り広げているだけですので、このへんも自分の判断で対策を練りましょう。

もし出会ってしまったら

遭遇を避けるのが最良。しかし万が一遭遇した場合には、先ほどの『大声をあげない・走って逃げない・慌てない』を守るしかありません。

でも…それでも無理だったら?熊のほうが殺る気満々で向かってきたら?

そう。話し合いが通じないなら戦争しかありません。

これは遥か昔から人間がとってきた非常に愚かな行動ではありますが、いざとなったらコレでしょう。さぁさぁ、いざ尋常に命のやりとりを始めようぞっ!

…と興奮する前にちょっとお待ちを。万が一熊に襲われた場合の対処法があるらしいですよ。

熊に襲われてしまったらこうやって身を守ろう!

両手(リュックなどを背負っていればそれで)で首をしっかりガードし、亀のポーズでうずくまり、腹などの弱い部分を守ります。
もしひっくり返されても再び亀のポーズ。

熊が諦めて去るか、助けが来るか、意識を失うまでこの防御を続けるのが最良の策…とのこと。

しかし相変わらずこれも諸説あり

・・・という事だそうです。

なんと無力な。熊の前では人間に成す術無し、という事ですか。

なんとも悲しい現実ですな。小学校時代、いじめられっ子だった頃を思い出します。抵抗したり反論したりすると相手を刺激するだけなので、相手が飽きてやめるまでひたすらじっと耐えるしかないという・・・。

あの頃の私は弱く小さい存在でした。

だがしかし!そんないじめられっ子だった私も今では毛の生えすぎた大人。もう強い者に黙って屈するなんてまっぴらです。たとえ相手が熊であろうとも。

という事でコレ。最終兵器・熊撃退スプレーです。

成分や飛距離の違いなどで多くの種類があり、価格もピンキリ。

熊撃退スプレー・注意事項

恐ろしく危険なアイテムですので、万が一誤噴射した場合は大変なことになるので注意。飛行機などにも持ち込めない場合があります。

成分にもよりますが熊にも甚大な被害を与えるアイテムであり、人間の勝手なエゴで乱用して良いものではありません。使用する際にはそれ相応の覚悟を。

私は山に入る際にはコレを1本所持しています。

しかし『もう熊も怖くないぜ!かかってこい!!』という気持ちで所持しているわけではありませんし、できるならば使いたくありません。

この『熊撃退スプレー』、成分は濃厚な唐辛子エキスのようなもので、目や粘膜に付着すると激痛が走り、水で洗おうと何をしようと数日間苦しみが続くらしいのです(商品によります)。

…そんなもん使いたくないですよ。熊は何も悪くないんですから。むしろ人間が勝手にズカズカと彼らのテリトリーに入っていっているわけですし。

熊対策を考える・あとがき

というわけで。ホント今回はただの戯言ですな。

次回の遠征用に荷物を整頓している最中、熊撃退スプレーを見ていてふと書きたくなっただけの記事です。

ホント、こんなものを持つ事なく生きる事ができたらそれに越したことはありません。正々堂々と素手vs素手(あちらは爪と牙アリ)で戦うならば抵抗はありませんが、こういう卑怯なアイテムを所持するのは気分の良いものではないですから…。

『熊撃退スプレーを使ってみた』などというバカな記事を書く日がこない事を祈りつつ、今後も注意して山の中をウロウロしたいと思います。

どうか皆様も、熊と変質者にはくれぐれもご注意下さい…。

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