1988年、青函トンネルの開通に伴い終航となった青函連絡船・八甲田丸。現在は青森駅から目と鼻の先に係留されているのですが…なんとこれ、中を見学できるというじゃありませんか。

数年前に名古屋を訪れた際に見学した『南極観測船ふじ』が予想以上に楽しかったので、ぜひこちらも見てみたいところ。今回は『青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸(長過ぎるっ!)で戯れろ!』の巻です。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

何を隠そう、私は青森という県が大好き。47都道府県の中で最も好きな県かもしれません。

どこを歩いても良い景色ですし、海の幸も山も幸もあって何を食っても美味い。仲良くなってみたら青森出身の方だった…というパターンも多いですし、これまでに知り合った青森出身の女性は個人的にどストライクな人ばかり。津軽系の方はちょいちょい何を言っているのかわからなかったりしますが、とにかく『青森=LOVE』なんです。

前職の頃は月イチ程度青森県内に来る機会があったものの、今の仕事になってからはなかなか訪れる機会がなく、いつか長期滞在して存分に巡ってみたい…と思っていたところで青森市内に住む知人からちょっとしたお仕事をいただきまして。

この機会に思う存分青森を堪能してやろうじゃないか!というわけで、仕事も含めて10日ほど滞在してきました。

その流れで見てきたのがココ、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸です。…いやホント、名前長過ぎません?

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

戯れ情報
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

所在地
〒038-0012 青森市柳川一丁目112-15(付近)
TEL 017-735-8150

開館時間
【4/1~10/31】
9:00~19:00
【11/1~3/31】
9:00~17:00

休館日
【4/1~10/31】
なし
【11/1~3/31】
毎週月曜・12/31・1/1・3月第2週の月~金

観覧料
大人510円・中~高校生310円・小学生110円
お得なアスパム、ワ・ラッセとの2~3館共通券もあり。

公式サイト
特定非営利活動法人あおもりみなとクラブ
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

場所は青森駅のすぐそば。ワ・ラッセA-FACTORYがあるあたりですな。

私、この船自体は昔から何度も目に入っていたのですが、てっきりここらを運行しているフェリーが停泊しているものだとばかり…。まさかもう動いておらず、しかも中が展示室になっているなんて想像もしませんでしたよ。

…というわけで、さっそく突撃。

船は『B1~4F』の4層構造になっており、2Fが入り口と受付、そして出口。それ以外の3層が見学スペースとなっているようです。階層ごとに写真と戯言を添えてご紹介していきまーす。

3F 遊歩甲板

受付で料金を支払ったら回れ右、真っ赤な絨毯が敷き詰められた階段を上に。

着いた先は3F、遊歩甲板となります。

津軽海峡文化コーナー

なにやら左右に時代を感じさせる写真が多数。扉の先は…津軽海峡…文化コーナー?

手元の案内によるとこのエリアは『昭和30年代の青森駅前と、連絡船待合室の様子をジオラマで再現』しているとのこと。ほほう、ジオラマ。それは実に興味深いじゃないですか。

ものづくりが好きなので、模型とかジオラマとか大好物なんですよ、わたし。

行商の人たち

こ…こわっ!!ジオラマってこっちの方向かっ!!(汗)

過剰にリアルなマネキンが多数設置されております。しかもコイツら、めちゃくちゃ喋る喋る。それぞれの展示にしっかりとストーリー設定があるらしく、気合の入ったボイスで物語を繰り広げてくれています(エンドレス)。

おっ、説明のプレートもあるじゃないですか。どれどれ・・・

説明書き

ちょ、なにこの異様に重っ苦しい設定は

『有戸あかね(写真右):19才、朝市のアイドル、元気で可愛い娘さん』という明るい滑り出しからの、父母は洞爺丸台風の犠牲になり、彼女は孤児というエグいオチ。

『有畑はる(写真左):行商をする品の良いおばあさん』戦争で二人の息子を失っているという、なんとお悔やみを申し上げて良いのかわからない設定。

え、なに、これどういう気分で見学すりゃ良いの!?

(青函連絡船の歴史を語るうえで「洞爺丸台風」と「第二次世界大戦」は外せない要素らしく、それを踏まえた設定だと思われます)

模型展示

ふぅ…ふぅ…。

本当はもっとツッコミ…いえ、注目したい部分が『津軽海峡文化コーナー』にはあったのですが、ぜんぶ拾っていったら3Fの半分だけで話が終わってしまうので手早く終了させました。ああ恐ろしや。

こちらは残りの半分、『連絡船関連の模型と、当時の資料など』のコーナー。

ものすごいボリュームのため、好きな人ならば1~2時間は軽く滞在できそうな勢いです。模型はかなり緻密に作られていますよ。

4F 航海甲板

3Fの次は階段を登って4F。『航海甲板』になります。

ブリッジは望遠鏡も設置されており、見晴らしも良いですよ。

八甲田丸操舵室

ストロボを持ってこなかったので白飛び&光量不足です。申し訳ない。

船内として見れるのはここ『操舵室』のみですが、ここから甲板に出て『煙突展望台』に登ることができます。

安全のため「冬季間と悪天候時は閉鎖」とのことですが、今日は天気も良いし大丈夫でしょう。(10月に訪れています)

煙突展望台、閉鎖中

えええっ!!閉鎖ですって!!

天候不良!?まじで!?ホントに!?

もしかして入っている間に天候変わった!?

外は…

煙突展望台

めちゃくちゃ晴れてるじゃねぇかっ!!

ほれ、目の前の煙突展望台に至るまでの通路もカラッカラに乾いているし、空は真っ青。風だってほぼ吹いていない。これのどこが悪天候だと言うのだ、八甲田丸よ!!
(どうして閉鎖されているのか、理由は最後まで謎のままでした)

1F 車両甲板

うーむ納得がいかぬ。納得はいかぬがダメというなら仕方なし。

操舵室だけ堪能し、次は順路通りにエレベーターを利用して一気に1Fに。次は『車両甲板』となります。

青函連絡船の重要な役割は「鉄道車両を運ぶ」ということ。私はてっきり人だけ運んでいるのだと思っていましたが、津軽海峡のあっちとこっちの路線を結ぶため、列車ごと船で運んでいたらしいのですよ。ほえー。

青函連絡船内の列車

このように、船内には当時の雰囲気漂う本物の車両がなんと9両も。

ここが八甲田丸内でも一二を争う見どころポイントらしいのですが・・・申し訳ない、私ぜんぜん燃えてこないんです。おそらく鉄道好きならばテンション上がるのでしょうが、むしろ好きじゃないんですよね…鉄道…。

八甲田丸内の鉄道車両

ほい、もう一枚。

どうです?おお!こりゃたまらんわ!とか思います?いいですなぁ、私の精神は完全にフラットの状態ですよ。

もう1枚見ます?いや、もういいですよね、先に行っても。

B1F 第2甲板

車両甲板の次は細い階段を降りてさらに下、最下層となる『エンジンルーム』の見学ですよー。

エンジンルーム

おおお、これはたまらん。

鉄道や飛行機などの外観にはまるで興味ありませんが、こういった「モロ機械!」といった部分は大好き。用途のわからないパイプやハンドル、古びたリベット、たまりませんなぁ。

そこはかとなくスチームパンク臭も漂っていてイイじゃないですか、ココ。

監視室

こちらはエンジンルームの隣の部屋…だと思われますが、なぜかココの記憶がすっぽり抜けているので詳細は不明。『監視盤』と書いていますし、コントロールルームでしょうか…。

おそらくエンジンルームの撮影で自分の世界に入りすぎて、ココは上の空で通過したと思われます。

青函連絡(中略)八甲田丸・あとがき

八甲田丸の尻

…というわけで、予想通りに楽しめた『青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸』、相変わらず名称が長すぎますが最後くらいはフルネームで呼んであげようかと。

甲板に出れず煙突展望台にも登れなかったのが悔やまれますが、それは次回のお楽しみという事で。どうせ青森にはなんやかんや理由をつけてまた来ると思いますし。

写真を忘れていましたが入り口受付ではオリジナルグッズも販売していますので、お土産にどうぞ。私はいつもの如く缶バッチを購入してきましたよー。

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