【浄土ヶ浜 青の洞窟・人力車】魅惑の地で非日常体験をっ

ゆったりローカル探訪記、今回は『岩手県宮古市・浄土ヶ浜』に行ってきました。仕事も兼ねていますがメインは行楽。珍しくカミさんも同伴での旅になります。

夏場は海水浴などで賑わう場所ですが、今回の訪問は10月。しっとりと味わえる季節です。

岩手県宮古市

宮古市はこの位置。東北自動車道経由で向かうと盛岡南ICから車で約2時間ほど。かなり横長に広くなっていますが、町があるのは海岸沿いになり、途中はほとんど山道になっています。

以前やっていた仕事で何度も訪れているのですが、一般道の2時間、しかもクネクネした片側1車線道路が長く続くので…正直キツいです。時間に余裕を持ち、多めの休憩をとることをオススメします。

東京方面から来る場合、45号線を使って海沿いに北上してくるルートもあります。海沿いなので景色は良いのですが、こっちは石巻から3時間以上かかるのでさらにキツいですよ。

宮古市に着いたら、浄土ヶ浜はココ。中心部にある宮古駅からは車で15分程度です。

浜はこの位置ですが半島部の各所に関連施設があり、水産科学館・遊覧船・ビジターセンター・展望台などなど・・1日では回りきれないほど。

ついに到着…

運転、疲れた。。。バイクなら2~3時間走りっぱなしでも全く苦にならないのですが、自動車はものすごく疲れます…。

浄土ヶ浜

残念ながら生憎の曇り空。一人ならば晴れ男なのですが、今日は雨女のカミさんがいるので…中和されてこんなもんですな。

戯れマメ知識
『浄土ヶ浜』


「浄土ヶ浜」という名は、宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられた、というのが定説になっています(諸説あり)

特徴的な岩は5200万年前にマグマ活動でできた流紋岩(りゅうもんがん)という火山岩で、二酸化珪素を多く含むために白い色をしていると考えられています。

まずはビジターセンターで手に入れたガイドマップを見てみます。・・・む!?青の洞窟!?なんじゃそりゃ。このネーミング、ちょっと高級なパスタソースみたいじゃないですか。よし行ってみましょう。パスタは好きですし。

さっぱ遊覧船・青の洞窟

乗り場に来てみました。なにやら『さっぱ船』と呼ばれる小型船に乗り、洞窟を見学できるそうです。

どうやらパスタは全然関係ないようですが、こりゃ乗るしかないでしょう!

恥ずかしいピースサイン

じゃじゃーん!安全のため、ライフジャケット&現場ヘルメットを着用させられます。しかしこんな格好でよく楽しげにピースサインだせるね、キミ。

手に持っているのは、ウミネコに与えて遊ぶためのかっぱえびせんです。

戯れ情報
『さっぱ遊覧船』

料金:

1人1500円(かっぱえびせん付き)

所要時間:
約20分

通称「青の洞窟」と呼ばれる奥行き8mほどの洞窟で、本来は八戸穴(はちのへあな)という名称です。

青森じゃないのに、なぜ『八戸穴』と呼ばれているの?

なんでもはるか昔、この穴に入っていった犬が数年後に青森県の八戸市で見つかった…という事があったらしく、「おいヤベぇよ!この穴は八戸まで続いているよ!!」という噂が広まりそう呼ばれるようになったそうです。

……なんともイロイロとツッコみたくなる話ですが、とりあえず信じましょう。

さっぱ船

さぁ出航です。さっそくウミネコ船長が舳先にスタンバイしました。

どうやら彼はここからかっぱえびせんを狙う作戦のようです。

剣の山

出港したら洞窟へ直行・・・というわけではなく、軽く周辺を回りながら説明をしてくれます。これは「剣の山」と呼ばれる岩場。浄土ヶ浜には「血の池」と呼ばれる場所もあるそうな。

浄土というだけあってネーミングがそっち系なんですね。

青の洞窟入り口

見えてきました。コレが青の洞窟の入り口です。想像していたのとは違って、洞窟というか・・・岩の裂け目のような感じ。

奥行きはそれほど無く、最奥部にぽっかりと小さめの穴が開いており、これが「八戸まで続いている」と言われている穴だそうです。

できることならばココで飛び込んで、

「八戸穴、本当に八戸まで続いているのか検証してみた!」

ってな感じの記事を書ければ良いのですが、どう考えても入っていける雰囲気ではありませんし…そんな事したらおそらく吐くまで怒られます。

なおこの穴から大きな音を伴って潮を吹く事があり、それを見れた人は幸せになれるという逸話も。船頭さんいわく「今日はまだ一度も吹いてない」との事。むむむ…ここは天に愛された男のパワーの見せ所でしょう。吹けっ!!

青の洞窟 内部

洞窟内部はまさに「青の洞窟」の名に恥じぬ、幻想的な美しさです。船の揺れで写真がボケてしまいました。

海中には小さな魚やホヤも見えます。これは美しい。乗ってよかったー・・・と思ったトコで「ドドーン!」と来ましたよ!例の「見たら幸せになる潮吹き」です。さらに出るまでの間、どどーん!どどーん!と何度も連発。いいよ1回で!そんなに何回もやられると「わりとよくある現象」みたいでありがたみが無くなるから!(笑)

思いがけず人力車初体験

「幸せの潮吹き」も嫌になるほど見れたので、浜に向かいましょう。「あんなに連続で吹くのは珍しい」と船頭さんが言っていましたが、おそらくリップサービス…かな?

おや?少し歩いたあたりで、何かがこっちに来ます。

「・・・なんだあれ?人力車!?」

そう、人力車でした。まるで京都にでも来たような気分です。ガン見していたら「いかがですか?」と優しく声をかけていただきました。はいはい!乗りたいです!初体験です!

しかし気になったのが・・体重制限。わし、巨人族なうえに見た目以上に重いんですよ。太ってはいないつもりですが、骨太で筋肉質なために体重は100kgオーバー。いちおう「かなり重いですけど大丈夫ですか・・?」とは聞いたのですが「大丈夫ですよ!」と元気に答えてくれました。でもやはり坂道などは重そうでした。。。申し訳ない。

とても気さくな車夫さんで、一所懸命に人力車を引きながら「浄土ヶ浜マメ知識」なども話してくれました。

人力車

到着後に記念撮影まで。

もともとはこちらの方なのですが、京都で人力車の車夫をなさっていたそうです。しかし震災後にこちらに戻り、地元の活性化のために「浄土ヶ浜人力車」を始めたそうな。こちらに来た際にはぜひまた乗りたいのですが・・・それまでに少し体重落としておきます。。。

人力車看板

人力車のおかげで疲れる事なく浜に到着できたところで、看板を見つけました。料金はこんな感じです。

不定休とのことでしたので、もしかしたら日によっては会えないかもしれませんが・・見かけた際にはぜひ乗ってみてください。想像以上に乗り心地良いものなんですね、人力車って。

ヒトデの見える海

水は非常に透明度が高く、汚い海水浴場に慣れた人間としては驚きの見え見え感。ウニもヒトデも丸見えイヤーンです。ここまで水中の生物が見えていると、むしろ入るのをためらってしまいますな(笑)

浜にはレストハウスがあり、買い物と食事もできますよ。ウミネコ用のかっぱえびせんも売っていました。

地域によってはウミネコに餌をあげるのはあまり奨励されていなかったり、禁止されている観光地も多いのですが・・・ココはもう「ガンガンあげちゃって!」というノリで楽しかったです。すっかりウミネコ達もわかっているようで、カッパえびせんを持っていると身動きとれないくらいに囲まれます(笑)

宮古/浄土ヶ浜・あとがき

宮沢賢治の碑

レストハウスの前に、宮沢賢治が浄土ヶ浜を訪れたい際に詠んだ句が刻まれていました。さすが石っこ賢さん、ここにも来ていましたか。

今回の浄土ヶ浜の旅、初体験が盛りだくさんで非常に思い出に残る行楽となりました。

車で行くにはちょっと苦労しますが、それ以上の価値のある場所です。ぜひ皆様も一度は訪れていただきたいです。

かっぱえびせんを上手く使いこなせば、ウミネコをぞろぞろ引き連れて歩く事もできますよ(笑)

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