通称クラゲドリーム館「加茂水族館」を訪問
海洋生物が好きです。魚介類も大好物です。
海を眺めにドライブ・・・とか、そういったノーマルな形ではあまり興味ありませんが、磯で生物を観察したり、マリンアクアリウムを楽しんだり・・・そんなディープな方向で海が大好きです。
今週は山形県庄内地方へ潜伏していますので、やはりココは押さえておきたい場所でした。
鶴岡市立加茂水族館

戯れ情報
鶴岡市立・加茂水族館
異常なまでに「クラゲ」に特化した水族館界の異端児。常時30種以上のクラゲが展示されており、その数はなんと世界一。ミズクラゲ約2000匹が泳ぐ遠景水槽「クラゲプラネット」が圧巻。
クラゲご飯、クラゲ春巻き、クラゲ焼売、クラゲアイスなどなど…クラゲ料理も存分に堪能できる。しかしここまでひたすら「クラゲ」で押しておきながら、なぜか「アシカショー」も楽しめるというお茶目っぷりも。
所在地:
山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
TEL:
0235-33-3036
開館時間:
9:00~17:00
(年中無休)
入場料:
一般1000円・小中学生500円
公式サイトはこちら
⇒『鶴岡市立加茂水族館』
その筋の方には有名すぎるスポット、クラゲの王国「加茂水族館」です。
全国から「クラゲ!クラゲを見せろ!」と客が訪れるので、繁忙期以外の平日でも混雑する事があるらしく、少々心配でした。
注)混雑時は他の観覧者の妨げになるため、写真撮影は禁止となります。
この日(10月22日)はガラガラとまではいきませんが、客数はそれなりに適度。写真撮影も可能で一安心です。

展示エリア入ってすぐのところでNHKのクルー達とすれ違いました。取材でしょうか・・・。
序盤は軽いジャブとして、日本近海の魚たちが展示されています。まったくもって地味な魚ばかりです。観賞魚というよりも、食用魚です(笑)
クラゲ・・・クラゲはどこにいるのだろうか・・・。
じらし作戦
意外に長い地味な食用魚コーナーを抜けると、次にイカ、タコ・・・ヒトデ・・・エビ類・・・イソギンチャク。。。
まるでクラゲの気配がありません。

ホント、これはこれで大好きなのです。普段であればイソギンチャクもヒトデも大喜びなのですが…今日はクラゲを目当てで来てしまったために全く心に入ってきません。
例えて言うならば…
「クリスマスイブの夜、つき合って1ヵ月の彼女の自宅を初めて訪問。とても可愛らしい笑顔で手作りケーキをふるまってくれるのは嬉しいんだけど…今夜はそれ以外の事を期待していたから、ケーキの味が全く入ってこない」
そんな気分です。たしかにケーキは大好きです。大好きなのだけれども・・・今日はそうじゃない。もっと違うモノがいただきたいんだっ!

そんな事を考えながらモヤモヤと進んでいたらSNS映えしそうな部屋がありました。子供達の作品でしょうか。クラゲの絵が多数展示されています。天井の明かりもクラゲ。
おお…ついにクラゲ突入ですか・・・。否が応でも期待が高まります。ポケットにしのばせた「愛の心配り」を握りしめてしまいます。

いた!いやがった!!
これでもかとクラゲ水槽が並んでいます。ベタな表現になりますが、とても幻想的です。
まずは種類ごとにやや小さめの展示水槽に入っており、添えられた解説とともに楽しむ事ができます。
・・・と、不意にここで、
「これよりアシカショーを開催致します。アシカショーステージへお集まりください・・・」
という場内アナウンスが入りました。おおう、なんて事だっ!
せっかく待ちに待ったクラゲに突入したのに、またおあずけですか!
先ほどの例えで言うならば…
「せっかく二人でベッドに座ってイチャイチャ始まって、ゆっくり押し倒して、さぁ電気を消して・・・・のところで「ピンポーン」とサンタのコスプレをした友人がやけにハイテンションで遊びに来た(ケーキ持参で)」
みたいな気分です。
もうケーキはさっき喰ったよ!なんだよそれっ!!
楽しい楽しいアシカショー

わーい。アシカだー。かわいいなー(棒読み)
小さな水族館、といったら失礼になりますが・・・この規模、しかもクラゲ特化型という水族館にしては、かなり凝ったアシカショーとなっていました。
動きの実演付きで解説してくれる「アシカとオットセイの違い」もとても勉強になります。相変わらず内容が全然入ってこないので覚えてませんけど。

脇役としてアシカショーを盛り上げてくれるゴマフアザラシも非常に可愛いです。
観客席から溢れるほどのお客さんが集まっており、上段のデッキからも多くの人が見ています。
これは最後まで見たら混雑に巻き込まれる・・・と思ったので、申し訳ないですが途中で離脱させていただきました。

再びクラゲ。サンタコスプレの友人を早々に追い返してプレイ再開です。
こちらはクラゲ解説コーナーになります。クラゲが成体になるまでの経過など、学術的な方面から楽しむ事ができました。ほうほう…。
とても興味深い展示でもっとじっくり見たかったのですが・・・・流れている客を妨げながら自分勝手に撮影するカメラ持ちのオッサンがおり、ぴったりと横に立ってこちらを睨みながら「邪魔だよ、キミ」的に人を見下した顔をしてくるので早々に移動しました。
こういう「プロカメラマン気取りで勘違いしている人間」は、どこに行ってもよく見かけます。
ホント、同じくカメラを持ち歩いている者として残念でなりません。まぁ中途半端なアマチュアほどそういう態度をとりたがるんですけどね…。
クラゲで癒し
勘違いオッサンのせいで気分が悪くなりましたが、気にしていたらバカらしい。さぁさぁ、クラゲを堪能して癒しましょう。
ここから数点、写真のみでご紹介させていただきます。皆様も幻想的なクラゲワールドをお楽しみ下さい。
Gon-Hayasaka クラゲ写真展(無許可で開催中)






いかがでしたでしょうか。
本日は私のウェブ写真展をご覧いただき、誠にありがとうございました。
閲覧料は後払いとなっております。ご覧になった方は今すぐお振込み下さい。
Gon-Hayasakaクラゲ写真展
閲覧料:
大人500円・子供100円
(人妻は完全無料。むしろこちらから払わせていただきますので「問い合わせ」より「年齢・スリーサイズ・旦那さんが出張でいない日」を添えてご連絡下さい)
振込先:
クラゲ銀行(普)09900230255
(手数料はご負担ください)
※収益は全て、カンボジアの恵まれない子供達へ寄付しません。
その他展示等
今回は私は参加しませんでしたが「クラゲの給餌解説」「ウミネコの餌付け」も随時開催されています。冬期間には「バックヤードツアー(要申し込み・定員約10名)」というイベントもあるようです。
団体向けに「クラゲ学習会」というもの開催されております(1ヵ月前までに予約・10名以上)
なお、最初の戯れ情報では記載しませんでしたが・・・お車でお越しの際、目の前の第1駐車場が満車の場合、第2・第3駐車場となります。特に第3駐車場はけっこう距離がありますのでご注意下さい。繁忙期にはシャトルバスが運行されるようです。
ここまで美しいクラゲを見てしまうと「私もクラゲ飼ってみたーい!」と思う方もいるかと思いますが…クラゲ飼育は鬼のように難易度が高いのでオススメしません。私も趣味でマリンアクアリウムをやっていますが、クラゲだけは長期飼育できた試しがありません…。
どうしてもお部屋でクラゲを愛でたい方は、こんなインテリアもありますよ。
加茂水族館・あとがき

こちらの『鶴岡市立加茂水族館』、規模は小さいですが楽しさと驚きが濃縮された素晴らしい水族館でした。
こちらへ来た際にはぜひまた訪れてみたい場所です。
今回の山形県庄内地方での仕事は長期の滞在となっており、戯れるチャンスも倍増中。さてさて、次の空き時間はドコで戯れましょううか…。
やはりアレですな。『勇者ヨシヒコ好きの聖地』とも言える、あの場所に行くしかないでしょう…。
ではでは、おやすみなさい・・・
あの場所の戯れ記事はコチラ
⇒勇者ヨシヒコの聖地【庄内オープンセット】で戯れまくる!前編