薬莱の山でムキタケ&クリタケ&ナメコ狩り。今年は熊がヤバいらしい

さぁ今年もこの季節がやってきました。長靴でハーレーを駆り山へ向かい、大量のキノコを背負って帰ってくるという…なんじゃそりゃ企画『キノコ採りツーリング』です。

毎年秋になると数回開催されるこの変態的なイベントに参加するようになって何年になるでしょう。最初の頃は『キノコ採り』と『ツーリング』を合わせる意味がわからん!…と思っていましたが、もうだいぶ慣れました。

しかもなにげに当ブログ「戯れアウトロー徘徊記」で、キノコ採り記事は人気なんです。ちょっぴり不本意ですけど…。

いつもの場所で集合

0700時、待ち合わせ場所のコンビニに到着。

今日は薬莱方面なので、いつもの大和駐屯地そばセブンイレブンに集合。朝メシ食いたいので早めに来ました。

朝ごはん

集合時間までの30分ほどで、カップラーメンとおにぎりを。くー、暖かい汁がしみるぜい。

もぐもぐ…そう言えば余談ですが、私この大和駐屯地に勤務していた事があるんですよね…もぐもぐ。今はもう無くなった「第六対戦車隊」という部隊です…むしゃむしゃ。

…と、ちょうど食い終わったところでキノコ伯爵がご到着。どうやら今日はお一人のようです。久しぶりに男二人でキノコアタックというわけですな。

いざ薬莱へ向けて出発!

薬莱山へ

どどどっど、どどどっど。

キノコ伯爵は先週も同じ場所にキノコ採りに入ったらしく、その際に

かなりデカい熊と遭遇

したそうな。

今年は例年以上に各地で熊の目撃情報があがっていますし、被害の報告もかなり多い。こりゃ今日は念願の『熊の眉間にパンチ食らわせる』という夢が叶うかもしれませんよ。

三途の川ってどんなんだろうなー。

薬莱山合着

走ること数十分、いつもの場所に到着。キノコ伯爵はヘルメットを新調したらしく非常にカッコ良い。

さてさて。私は仕事柄、山間部を単独で歩く事が多いので『熊撃退スプレー』は必須。キノコ採りの際も仕事用のスプレーを所持しているのですが、どうやらキノコ伯爵も先週の熊遭遇で「こりゃ持ち歩かにゃあかん」と感じたらしく…

ダブル熊スプレー

今日は二人とも熊スプレー所持!

ヒグマにも対応可能な強力タイプで、本州での使用はアレなヤツですが…そこは見なかった事にして下さい。決して安いものではありませんが、近年は熊と人間の境界線が明確ではありませんので、山に入るならば1本持っておいたほうが良いと思いますよ。

ちなみにネット購入ならばAmazonがオススメ。楽天市場は3割ほど高値です。

注!)どちらの商品もYahooショッピングでの取り扱いはありませんでした。

山入り

山入り

装備を整えたらさっそく山入り。

伯爵はホイッスルを口にくわえ、熊を警戒するためにピーピー鳴らしながら突入。私は電子ホイッスルを持ってきたのでボタンでピーピー。

これ、らくらく&便利で良いですよ。熊対策だけでなく色々と用途がありますし。

コロナ感染が怖い時代ですから、飛沫を飛ばさず、口にくわえる事がないというのも良いかと。

おおう、さっそく出やがったな。久しぶり、熊うんち君。元気だった?相変わらず黒いね。

やはり今年は熊の活動区域が広くなっているらしく、去年よりも明らかに熊のフンが多い。そして足跡などの熊がいた痕跡もやたら多い。

やはり出会ってしまうのか…。

ムキタケ

…と、ありましたありました。綺麗で立派なムキタケ。どうやら今日のメインはムキタケになるようです。

キノコ伯爵に教えてもらうまでは全く知らんキノコだったのですが、コイツがなかなか美味いんですよ。

素人キノコ解説・ムキタケ

プルプルの食感が美味しい『ムキタケ』
傘の表面の皮を剥いて調理するからムキタケと呼ばれるが、別に剥かなくとも問題なく食える(剥いている写真は後ほど)。

毒キノコであるツキヨタケと酷似しているうえに生える場所もカブっているため、誤食被害が最も多いキノコとしても有名らしい。

ムキタケはかなり高いところにまで生えるので、いくら私が巨人族といえども届かぬものは届かない。

そんな時はキノコ伯爵の秘密兵器の出番です。先生、お願いしますっ!

ムキタケバスター

ほーれほれほれー。

超兵器ムキタケバスターを駆使し、器用にムキタケを木から剥がし落とす伯爵の図。釣り用道具だそうな。

今回はムキタケに関してはなかなかの豊漁っぷりで、小一時間ほどで1袋集める事ができました。それ以外にもクリタケが半袋、ナメコも少々。なかなかの成果です。

大漁

手前のがクリタケ、袋の底にナメコが少々。あとはムキタケ。

伯爵は連日のキノコハントでストックが大量にあるらしく、採れたぶん全て持ち帰らせていただきました。こりゃ今夜はキノコ三昧ですなぁ。

いつの間にやらアレが無い

さてさて、キノコ採りも無事に終了。『熊だー!!!』というエピソードがあれば話のネタとしてはバッチリだったのに、幸か不幸か熊には出会えず。

普通に『ムキタケがいっぱい採れました』という、クソの役にも立たないようなつまらん記事になってしまいました。

せっかく初の出番になるかと思っていた、左脚の熊撃退スプレーも出番が・・・・ん?・・・熊スプレー?・・・左脚に・・・・

熊スプレーが無い

…な、無いっ!熊スプレーが無いっ!!

しっかりホルスターに入れてポケットに噛ませておいたのですが…どうやらホルスターごとどこかに落としてきてしまったようです。

うーむ、どうしましょう。まぁ無くなっちまったもんは仕方ない。以前、キノコ採り中に18万の望遠レンズを落とした時は顔面蒼白、必死になって探しましたが、熊スプレーはどうせ使用期限があるので定期的に買い換えなければならないものですし。

決して安いものではありませんが、スプレーを探しにいって熊に襲われたら本末転倒です(笑)

…と思ったのですが、キノコ伯爵が一緒に山をもう一周回って探してくれました。ありがとう、伯爵。

結局見つからなかったので、どなたか欲しい方がいれば拾いに行ってみてください。

おまけ・戯れメシ

朝からぐるぐる(+スプレー探しでもう一周)回ったので、もう腹はペコ。

キノコ伯爵の薦めでココ、加美郡加美町宮崎にある『丸大屋』にて昼食。

丸大屋

地元でも人気のお店らしく、日曜ということもあって待ち客が途切れる事なし。こりゃ美味い予感がしますなぁ…わくわく…。

聞いたところによるとラーメンとカツ丼が美味いらしいので、迷った末に『チャーシューメン』『カツ丼』を注文。しかし…

「カツ丼は取り分ける器いる?」
「いえ、一人で食うんでいらないです」
「半カツ丼?」
「いえ、普通ので」
「普通のチャーシューメンと普通のカツ丼でいいの?」
「はい、そうです」

…と、何度も確認されたうえに、先にカツ丼が来た後にも「チャーシューメン持ってきて良いの?」とさらに確認される始末(汗)

これが感じの悪い店員だったらドカーン!と叩き怒るところですが、素朴で雰囲気が良いので腹も立たず。あまりこういう食い方するお客さんいないのかな…。

シャーシューメンとカツ丼

着丼ダブル!…ごめんっ!ホント、申し訳ないっ!!

あまりにも腹が減っていたので、チャーシューメンが来る前にカツ丼1/3食っちゃった(笑)

気になるお味のほうですが…

カツ丼はかなり甘い系。ここまで甘いと好みが分かれると思いますが、私的にはどストライク!カツの厚さも適度で美味すぎるっ。

チャーシューメンはいわゆる「食堂ラーメン」のお味で、奇をてらわない安心の旨さ。メンマとネギとチャーシューが定番のハーモニーを奏でております。チャーシューは硬い系で、これまた私好み。食堂ラーメンの味に柔らかいチャーシューは合いませんから。完璧です。

私なんぞが点数を付けるのはおこがましいですが、100点満点中150点のお味で大満足でした。

お会計の際もとても感じよく「完食しましたか?」と聞いていただき、「はい、ものすごく美味しかったです!!」と答えたところ、厨房まで手を引っ張っていかれて「はい、この人達に言ってあげてください」と(笑)

いやー、参りました。やっぱり100点満点中400点です。必ずまた来ます。

おまけのおまけ・キノコ調理

さてさて、美味しいご飯を食って帰宅したらキノコ三昧の下準備をしましょう。

ムキタケは鍋と天ぷらにするので、軽く剥いておきます。

ムキタケを剥く

こんな感じにペラーっと剥けるのが面白い。

この手の山菜の下処理や調理方法は各家庭や地域などによって大きく異なり、ムキタケも『塩水に半日漬ける』といった面倒臭いやり方をする人もいるそうな。

私は採ってきたらすぐに剥き、真水で洗って終わり。場合によっては剥かずに洗うだけだったりします。

鍋や炒めものの場合はそのまま。天ぷら用はよく水気を切っておきます。

ムキタケの天ぷら

ほい!大きいところを使って『ムキタケの天麩羅』の出来上がり。

「ムキタケは水分が多いので天ぷらやフライは不向き」などと言っている輩もいますが、決してそんなことはありません。

肉厚でジューシー、口いっぱいに広がるキノコの香りとそれを引き立てる油の旨味。わたしゃムキタケは天ぷらで食うのが一番美味いと思っていますよ。天ぷらに向かんとか言っている人は天ぷら作るの下手くそなんですよ、たぶん。

キノコ鍋

残りは全部まとめてどーんと土鍋に投入。大量のムキタケとクリタケ、ナメコを入れた『キノコ山盛り鍋』の出来上がり。

今回は珍しく豚肉と味噌で調味してみましたが、鶏肉だったり塩味だったり、その時の気分で自由自在に美味しくいただけるのがキノコの魅力。

スーパーで買ったら高い、もしくは売ってすらいないキノコをたらふく食えるというのは実に贅沢な楽しみです。今回のキノコは約1万円の価値(熊スプレー代)があるので、味わっていただかないと…(汗)

…というわけで、今回のキノコ採りツーリングのお話は終了。今年中にもう1回くらい行けるか…いや、もう無理か…。

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