美人救出の夢は儚く散った『松島海浜公園・雄島』

最近一人で放浪する機会があまり無かったので、久しぶりに軽いソロツーリングでもしてみようかと思いまして。

天気も良いので松島にでも向かってみようと思います。…といっても観光客で賑わうエリアまでは入らず、手前の松島海浜公園まで。東道路は使わず、一般道でGOですよ。

松島海浜公園

松島海浜公園はココ。仙台方面から45号線で来ると、五大堂や遊覧船などで賑わうエリアの手前。今は松島水族館もないので、広い駐車場は基本ガラガラです。

戯れ情報
『松島海浜公園』

駐車料金:

1時間300円(二輪車無料スペースあり)

収容台数:
280台

自動販売機・トイレ・公衆電話あり

…というわけで駐車場まで来ましたが、私の乗り物はちょっとアレなのでドコに停めるかいつも悩むのです…。

駐車場にトライク

入ってすぐ。自動販売機前に二輪車用スペースっぽいエリアがありました。うーむ、地面の表示が消えかけていてなんと書いてあるのか読めません。。。

二・・?山?コ?・・・ん?。必死に推理力を働かせて読もうとしましたが、どうにも読めず。

なんとなく二輪車、と書かれているような気もしますが、文字数が合わないような気もします。斜線で枠取られているのも気になります。「二輪車」なら良いのですが、「二輪車禁止」とかじゃないよね?

えーいわからんっ!!とりあえず停める事にしました。怒られたら謝ることにしましょう。そもそもコレ、二輪車じゃありませんし。
(厳密には自動車として駐車しなければならない)

松島海浜公園

低めの防波堤を登ると砂浜が広がっています。今日は天気が良いので人もそれなりに多い感じ。

砂浜でそれはもう大きな砂の城でも作ろうかとも思いましたが、ちょっと人が多すぎるので…ぷらぷら散策でもしてみましょうか。

よし、目の前にある小さな島に向かってみましょう。

雄島(おじま)

どうやら「雄島(おじま)」という島らしいです。こんな海岸近くの小さな島にもしっかり名前があるんですなぁ。

戯れマメ知識
『雄島』


南北200m・東西40mの細長い島で、古くより『此岸と彼岸をつなぐ島』とされており、諸国から集まった僧が修行に励む霊場だった。

島の各地には多数の岩窟があり、現在残っているものだけで約50。過去には108の岩窟があったとされている。

火葬された骨を納骨する地としても利用されていた過去があり、その名残として島には多くの供養碑が存在する。

渡月橋

島へ渡れる橋はコレ1本のみ。

橋の手前に若い韓国人女性10人くらいのグループがおり、ピーピーギャーギャーとはしゃいでおります。まるで韓流アイドルのようにみんな顔が小さく美人ですがマナーがひどく悪い…(汗)

この橋は「渡月橋」という名がついており、東日本大震災の際に津波で流失したものの平成25年に再建されたそうです。

雄島のお堂

おほー。思った以上に雰囲気が良い。一人でぷらぷらするには絶好のロケーションですな。

他にもカメラ片手に一人で訪れている人が何人かいました。

誰かが助けを求めている!?

島はわりとアップダウンのある地形で、歩いているだけで額から汗が。

道から逸れた斜面をわしわし歩きながら眺めの良い場所を探していると・・・水面に何か浮いているのを発見しました。

なにか見える!

ん?ペットボトルのような、ビンのような・・透明な容器に何か白いモノが入っているように見えます。うーむ、肉眼ではよく見えん。

よし、今こそNIKON P600の無駄な高倍率(60倍・1440mm相当)を使う時じゃないですか。今日はバイクなのでコイツしか持ってきていませんでした。盗撮以外でこの高倍率が役に立つ日が来るとは…。

注)盗撮は犯罪です。あくまで文章上の演出です。

ボトルメッセージ!?

なにっ!!?

これってアレじゃないですか!?無人島に流れ着いちゃった人が、助けを求めるメッセージをビンに詰めて海に流したりする・・・映画や小説でおなじみのアレでは!?

どうしましょう。それほど遠くはありませんが、どう考えても手は届かない距離です。近くに手繰り寄せるような棒も見当たらない。しかし私が見逃したせいで、助けを求める誰かの命が失われてしまうかもしれません。これは泳ぐしかないだろうっ!!だってもしかしたら、

相手は金髪美人かもしれないし!!

…と、ズボンを脱ぎかけながらよく見てみると・・あれ?あっちにも同じのが浮いている。む、あっちにも?・・そんなに!?そんなにたくさんの人が無人島に!?

美人救出の夢、儚く散る

・・・・よーく見て、よーく考えてみました。

全てのペットボトルは、モサモサした海草とセットになって浮いています。どうやら養殖か採取か、それ系の目印として使われているようです。中の紙は日付か何かのメモでしょう。

残念ながら金髪美人からのHelp me!!なメッセージではありませんでした…。あのまま勢いにまかせて飛び込んでいたら、ずぶ濡れになったうえに漁業関係の人に吐くまで怒られるところでした。危ない危ない。

戯れ無駄な豆知識
『ボトルメッセージ』

16世紀、女王エリザベス1世により「Uncorker of Ocean Bottles」(オーシャンボトルのコルクを抜く人、の意)という役職が作られた事があったそうです。

この役職はその名の通り『流れてきたボトルメッセージの栓抜き担当』で、それ以外の人間が海から流れてきたボトルメッセージを開封する事は固く禁じられていました。

これはボトルに詰めて流された文書に「スパイ情報」や「軍の艦隊情報」などが記載されている可能性があるためで、勝手に開けて中を見た場合、死刑も含む厳罰が下されたそうです。

「わーい、美人から助けを求めるお手紙かもー」なんてウハウハしながら開けたら即刻死刑です。

妙覚庵

せっかく金髪美人と知り合うチャンスだったのに…とガッカリしながら歩いていたらこんな場所に出ました。妙覚庵・・と書いてあります。

広々としていて見晴らしが良く木々の形も素敵。地面の草原も綺麗。お弁当でもあれば広げたいところですが今日は何も持ってきていませんし、ココでモノを食って良いかどうかも知りません。

島はもう少し北へ続いていたのですが、そろそろ飲み物が欲しくなってきました。今回はここで引き返す事にしましょう…。

岩窟跡

戻る途中、雰囲気の違う場所が。このあたりが岩窟のようです。心なしか空気も違い、あらためてこの島が霊場なのだと感じさせてくれます。

こんな場所で「金髪美人を助けて、お礼にあんな事やこんな事をしてもらおう!」なんて考えていたとは・・・罰当たりも甚だしいですな。

松島・雄島探検 あとがき

生命の樹

いやー、ほんの1時間程度の島探索でしたが、高低差があるので良い運動になりました。

松島は何度も訪れた事のある地なのですが、まだまだ知らない場所はあるものですねぇ。一人で動くとマニアックなエリアまで入り込めるので実に面白い。

ではそろそろ戻りましょうか。利府方面から来たので、帰りは45号線を使って軽く流しながら帰ります。

かなり暑い季節になってきます。皆様も熱中症などに気をつけて、良い行楽を。

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