『みちのくあじさい園』は日本一!…の認定済み
約400種・4万株のアジサイが咲き誇る岩手県一関市『みちのくあじさい園』 6月下旬~7月下旬が見頃ということで、ギリギリですが覗いてきました。広大な敷地の右を見ても左を見てもあじさい、アジサイ、紫陽花…。自然撮影にも絶好の実にアツいスポットでしたぞ。
みちのくあじさい園

あらやだ、あじさいの「じ」の点々がハートになってるじゃないの。
戯れ情報
『みちのくあじさい園』
開園期間・時間:
6月下旬~7月下旬(開花状況による)
8:00~17:00
入園料:
大人1000円・小中学生200円
カート料金:1人700円(歩行困難な方)
駐車場:
無料駐車場あり
所在地:
岩手県一関市舞川字原沢111
電話番号:
0191-28-2349(開園期間のみ)
アクセス:
東北自動車道一関ICより車で約30分
公式サイト:一関観光協会みちのくあじさい園
今年(2020年)はコロナの影響が心配されましたが、無事に6/27~7/26の期間開園となりました。

道幅は広いもののアップダウンのある丘陵を散策することになるので、歩行に不安のある方や車椅子の方は『運転手付きカート』で園内を周る事もできます(1名700円)
あくまでも歩行困難な方向けらしく、元気な若者カップルが「おっ!これで回ったら楽なんじゃね?」などとアトラクション気分で申し込むのはアウト。台数に限りがあり予約優先ですので、事前に電話予約をしておけばお爺ちゃんお婆ちゃんも安心かと思われます。
いざ行け紫陽花の山を

訪れる前は広くて平らで公園チックな敷地を想像していたのですが、園はまるまる杉林の丘。広めの林道を散策するような行程となります。こりゃ良い運動になりそうですな。
今回はいつもの独り旅ではなく、草が大好きなカミさん同伴でのサービス旅。私は正直なところアジサイに全くといって良いほど興味がありません(笑)
…と、マップが手元にあるのでそちらで園の全体図を見てみましょう。

じゃじゃん。どうですか、この広さ。たぶん東京ドーム6個ぶんはありますよ(大嘘)
戯言コラム
『東京ドーム○個分』
テレビ等でも時々耳にする『東京ドーム○個分』という表現。
何度か訪れた事のある方や生活圏内に東京ドームがある方ならばイメージできるのかもしれませんが、私のように「東京ドームなんぞ行ったこともない。というか野球に全く興味がないのでグラウンドの大きさすら想像つかない」という人間からすれば意味不明な表現の極み。
ちなみに東京ドームの敷地面積は『46,755平方メートル』で坪にすれば『14,168坪』、畳ならば『28,861畳』となるそうです。
数字にしたところでイマイチ想像はつきませんが、東京ドームを引き合いに出されるよりは一般的かつ平等だと思うのですが…。
入り口発券所からまっす伸び、Uターンするように戻ってくる「青っぽい道」が約1.2Kmとなっています。ぜーんぶ隅々まで回れば3Kmほどの道のりになるかと。
基本は道の左右にアジサイを眺める形となっていますので、地図中央下部の『あじさい畑』を目指しながら林道に咲くアジサイの写真をご紹介してみましょう。





どうでしょう、実に美しいですなぁ。紫陽花侮りがたし。今回はいつもの定番、『閲覧料を後から請求する』というネタはやめました。
道は思ったよりも歩きやすく、勾配はあっても角度はゆるやか。多少歩ける人ならば苦にならない程度かと思われます。
さぁさぁ、のんびり歩いて30分ほどで『あじさい畑』に到着しましたよ。ココは園内の他のエリアとは一風異なる、素敵な空間となっております。
あじさい畑

まさに畑、あじさいの畑。SNSにバエった写真を投稿したいならばココでしょう。
ちょうど近くに若いカップルがおり、彼氏のほうが汗だくになりながら動き回って彼女を撮影しておりました。若いって良いね。

もうモリモリすぎてカリフラワーにしか見えぬっ。
私は単純に「いっぱい咲いてるね」といった程度ですが、アジサイが大好きという方ならば大興奮なのでしょうなぁ。もしこれが一面に広がるカニ味噌だったりしたら、私も大興奮ですもの。
みちのくあじさい園・あとがき

ふいー。良さげな小川を発見したので、足を冷やして涼み中。
場所としてはさきほどの地図左端、『アナベル絶景』と書かれている付近です。「アナベルってなに?…ガトー?」とか思っていたら、やっぱりアジサイの一種なんですね。白くて丸いのがこれでもかと咲いていました。
…というわけで『みちのくあじさい園』、なんと日本アジサイ協会から「日本一」に認定されたらしく、県外からも多くの観光客が訪れる場所となっています。日本一ですよ、凄いですなぁ。
(なお株数的に最も多いのは静岡県の伊豆下田公園だそうです。約100種・15万株)
興味のある方はぜひ一度行ってみて下さいな。近くには川下りで有名な『猊鼻渓』もありますよ。
しかし…早くマスク無しで動けるようになって欲しいものです。頭がひどく痛くなるから大嫌いなのよね、マスク…。