【しばたファンタジーイルミネーション2018】エコで豪華な船岡城址公園。夜間もスロープカー運行中。
「樅の木は残った」で有名な船岡城址公園を彩る「しばたファンタジーイルミネーション2018」
春になれば一目千本桜を展望できる公園ですが、冬も抜かりなし。それはもう素敵なイルミネーションを見る事ができます。
さぁ、愛しのはなみちゃんが待つ「船岡城址公園」に行ってみようではありませんか。寒いけど。
しばたファンタジーイルミネーション2018
今年は訪れる事も多かった「船岡城址公園」。
30℃を超える真夏の炎天下で戯れて死にかけたり、曼殊沙華祭りを楽しんだり・・・当ブログでも2回ほど記事を書かせていただきました。
参考記事
つまり「四季を通じて1年中楽しめる場所」という事になります。おお、侮りがたし船岡城址公園。
住所:宮城県柴田郡柴田町船岡館山
アクセス:東北自動車道 村田ICより車で20分
駐車場:無料駐車場あり
イルミネーション開催期間:
12/1~12/30
16:30~21:00
通常、スロープカーは土日祝日のみの運行となっていますが、イルミネーションが開催されている期間は平日夜も運行されています。
樅ノ木方面と展望台
駐車場すぐそばにスロープカー乗り場があり、そのまますぐに展望台へ向かう事もできますが「樅ノ木は残った」のモミの木もライトアップされています。
どちらを先に見るかはお好みですが、私はまずそちらから行ってみました。
途中のある東屋。はなみちゃんは今日も待っていてくれました。できれば顔出しパネルではなく、しっかりとお顔が見たいです。
というか、この「目と目の間」から顔を出すって・・どうなんでしょう(笑)
モミの木自体にイルミネーションは施されていませんが、色を変えていくライトアップが壮大な美しさを醸し出しています。
・・・と、ここで強烈な腹痛が。呪い?はなみちゃんの呪い!?
急遽大慌てで駐車場まで戻りました。
スロープカーを使い頂上へ・・
ふぅ・・ふぅ・・・どうにか腹も落ち着いてくれました。何だったのでしょう。。。
気を取り直して展望台へ向かってみようと思います。
スロープカーもイルミネーションVerになっています。はなみちゃんエンブレムもライトアップ。
料金は大人¥500(往復)。歩いて登るとけっこうな距離ですし、夜間はなおさら危険。大人しく乗りましょう。
イルミネーション期間外の昼間に乗った際には、係員の方がアレコレと豆知識を話しながら運行していましたが、今回は無言。そして見やすいように車内の明かりも消してくれます。
スロープカーを降りると、頂上へ向かって美しく光る道が続いています。
道の先に見えるのは「里山ガーデンハウス」という休憩所ですが、イルミネーションの期間はここが「サンタハウス」となっているそうです。これは期待大です。さっさと登ってしまいましょう。
到着。すごいっ。かなり作りこまれています。
ピンクの「サンタハウス」のネオンも、キャバクラみたいで素晴らしい。もしかしたらミニスカートのサンタコスプレをしたお姉ちゃんとかが中にいるかもしれません。これはさらに、期待と何かが膨らみます。
「おじゃましまーす!」
ベシッ!!「そんなもんおるかーい!」
撮影時に狙ったわけではないんですが、後から見たらツッコミを入れているような写真になっていました。まさに、話の流れを読んでいたかのような動きです。サンタ恐るべし。
ハウス内にはハンドベルが置いてあり、チリンチリン鳴らして演奏しても良いようです。たぶん。女の子達が食いついていたので、ちょっとよく見れませんでした(笑)
ゴミだって美しい
サンタハウスを過ぎれば、頂上は目と鼻の先です。
その途中、右手にちょっとした広場があり、そちらにも煌びやかなイルミネーション展示があります。
左にあるハートは「ココで記念撮影するが良い」の場所です。幸せなカップルはそちらで撮るが良い。
気にして欲しいのは右側。1段高い星のタワーを中心に、クリスタルのような輝きのイルミネーションがあります。
これ、近くに寄ってみると・・・・
なんと空ペットボトルです。
驚きました。こんな使用方法があるとは・・・。そしてこんなに美しくなるとは・・・。
小さい物から大きい物まで使用されていますが、焼酎の大ペットボトルの多さが気になります。
「ちょっとあなた!飲みすぎよ!いったい何杯飲んでるの!」
「仕方ねぇだろ~、イルミネーションで使うんだからよ~。ひっく。俺だって飲みたくて飲んでんじゃねぇんだよ~・・・ひっく」
といった感じで「町興し」という大義名分を盾に、地元の旦那様方がそれはもう飲みまくった事でしょう。
しかし、これではビール派のお父さんは、町興しをダシに晩酌の量を増やす事ができません。不平等です。・・・と思いましたが、そっちもしっかりカバーされていました。
ぐるっと周りを囲っているランタン。空き缶で作られています。もちろん大半がビールの缶です!(笑)
様々な絵柄が使われており、こちらもかなり手がかかっている作品のようです。
ゴリゴリに資金を突っ込んだイルミネーションよりも、こういった手作り感のある作品は心温まります。
99万ドルの夜景
美しいアーチを抜けて、観音像がそびえ立つ頂上へ向かいましょう。「船岡観音平和広場」と名付けられた頂上から見下ろす夜景は「99万ドルの夜景」と呼ばれています。
「100万ドルの夜景」と言えば香港が有名ですが、日本国内でも「日本三大夜景」と呼ばれる函館・神戸・長崎など、美しい夜景が多々あります。
なぜ100万ドル?
これは神戸の夜景がルーツとなっているそうで、六甲山山頂より見下ろした夜景の電灯の総電気代が当時のレートでおよそ100万ドルである事から、そう呼ばれるようになった・・・と言われています(諸説あり)
現在は円相場の変動などから「1000万ドルの夜景」と呼ばれるそうで・・・。
99万ドルとはえらく中途半端な気もしますが、「神戸の夜景にも負けない!まぁ・・ちょっとだけ、劣るかもしれんけど・・・ほぼ負けてない!」といった気概を感じます。
おお・・・・。たしかに素晴らしい・・・。
これが2018年12月時点で換算すると「約1億1千180万円」の夜景です。これに比べたら、ウチの近所で見える夜景なんて「4ドル50セントの夜景(約500円の夜景)」です。コンビニの肉まん3個分です。
観音像の足元に「天空カフェ」という小さな売店があり、お蕎麦や飲み物をいただく事ができます。こちらもスロープカー同様、イルミネーション期間は夜間も営業していますので、冷えた身体を温めるのに利用できます。
さぁそろそろ降りましょうか・・・。
あとがき
当初は1時間ほどで予定していたのですが、じっくり見て回ったら約2時間かかってしまいました。
この後は山元町のコダナリエにお邪魔しようと思っていたので、ちょっと時間が押し押しです。
ラーメンでも食べてから向かいたい所ですが、まずは急いで移動する事にしましょう。
⇒【2018年コダナリエ】驚異的に美しく広がるイルミネーション