桜満開【白石城】天守閣は階段注意!!
今年は雪が少ないクセに、ダラダラと寒い日が続いていましたが・・・やっと行楽の季節がやってまいりました。今回ぶらり戯れてきたのは宮城県白石市にある『白石城』です。
わりと近場にあるクセに、実は人生初の訪問。本当は早めに来て桜の開花状況などをお伝えしようと思っていたのですが・・・時すでに遅し。もはや満開でした(笑)
白石城

かなり有名な観光地ですので、地図などは省略します(笑)
なお、白石城には専用の駐車場がありません。直接お城を目指して来ても車を停める場所はありませんので、車でお越しの際には近隣にある『城下広場駐車場』や『益岡公園駐車場』を利用することになります。
よくわからん方はとりあえず「白石市役所」を目指してください。すぐ隣に無料駐車場があります。桜の季節は誘導員の方もいますので、わかりやすいかと思います。
歴史探訪ミュージアム・武家屋敷
白石城の敷地内に入って桜を見たりするだけなら無料ですが、天守閣に登る場合は別途入場料が必要(大人400円・小中高200円)。
入口には『歴史探訪問ミュージアム』というものがあり、さらにちょっと離れた位置に『武家屋敷』もあります。これら3館共通券は大人800円となり、ちょっとお得ですぞよ。

こちらがその歴史探訪ミュージアム。お土産売り場や食事処もありますので、腹が減っている方はこちらで何か喰いましょう。
2Fの歴史資料館は無料で見学できますが、3Fの『立体ハイビジョンシアター』は有料。なんじゃその魅惑のネーミングは…。めっちゃ気になる…。
チラッとポスターを覗いたところ、予想以上にしっかりした俳優さんを使ってオリジナルの短編映画のようなものを上映しているようです。てっきりショボショボな映像を見せられるのかと思っていましたが意外と侮りがたし。見れば良かったかな…。

さぁさぁ、お城の下まで来ましたよ。晴れてはいるのですが空は曇り。昼前という事もありやや肌寒いです。
それなりに人はいますが周囲から聞こえてくるのは異国語ばかり。ジャパニーズはあまりいません。最近、観光地はドコいってもこんな感じですね…。宮城県もずいぶんグローバルな県になってきたものです。
金髪ボインでハラショー!!なロシア美人とかに囲まれて歩くのなら幸せなのですが・・・残念ながらそっち系はいませんでした。いつものごとく中国系の方ばかりです。
このへんに喫煙所とソフトクリーム屋さんがあり、天守閣入場のチケット販売機も設置してありました。
さぁ登ってみましょうか、天守閣。さぞや眺めが良い事でしょうよ、たぶん。
いざ登れ天守閣

城のそば、水仙が咲いていました。ただの下手くそなスナップ写真で申し訳ない。
もう2~3ヵ月カンヅメ状態で物書きの仕事ばかりしていたので、カメラの感覚がまるでわからず・・・。どう切り取ってよのかも定まらないし、調整もあやふやです。もうそこらへんの人がiPhoneで撮った写真のほうが綺麗かと…。
えーい、登ってしまいましょう。おっと、その前に・・・

お花見広場、4月8日現在の開花状況はこのような感じ。もう満開ですね。。。
平日という事もあり、わりと空き空きな状態でした。
では桜の報告も終わったので突入しまーす。
年配者殺しの白石城

おお・・・入口はけっこうな石段ですな・・・。
足の悪い方はちょっとキツいかもしれませんが、この石段を見て「まぁこのくらいなら・・手すりを使って頑張れば大丈夫!」と思った方、それは罠ですぞ!
足元に不安のある方は、この後の城内階段写真を見てからご検討下さい。。。

一階でございまーす(エレベーターガール風に)。
そういえばエレベーターガールっていつの間にか見なくなりましたなー。仙台でも三越とかにいましたよね。「6階、紳士服売り場でございま~す。閉まるドアにご注意くださ~い」とか言っている美人なお姉さんが。
まだ子供だったので「狭い密室で美人のお姉さんと二人きり」という興奮シチュエーションの有難みもわからず、ただバカみたいに乗っていた事が非常に悔やまれます。今だったら、理由もなく上へ下へと一日中往復していたいくらいなのに。
…と、話を戻して…お城の1Fには甲冑が多数展示してありました。なんかあちこちで「真田幸村がどうのこうの」という表記を見かけますし、ここにも真田の甲冑がありますが・・白石と真田がどう関係あるのかは知りません。申し訳ない、そっち系にあまり興味ないんです(笑)
かぶって記念撮影できる兜や、陣羽織などもありましたよ。
そしてさきほど話した階段なのですが・・・
ヒザよ砕けろ!鬼階段

なんですかこの異様に急な角度は。一段一段が高いクセに幅も狭い。
こりゃご年配の方には非常に厳しい階段ですなぁ。ヒザよ砕けよ!と言わんばかりのシルバーキラーっぷりが容赦無い。
訪れていたご年配の方々も、それはもう大変そうに昇り降りしていました。。。
なお入口の石段は「左側通行」でしたが、城内の階段はなぜか「右側通行」とされています。これ、統一したほうが良いと思うのですが・・・。
天守閣
お城は三階建てで、二階は特になんもありません。窓から眺められるだけの空間になっています。
すっ飛ばして天守閣まで登ってしまいましょう。

天守閣はこんな感じでした。ひろびろ。
明治初頭の廃城令により、石垣も含めていったん更地になったそうですので・・・この建物全てが復元という事になります。立て直す際、階段はどうにかならなかったのでしょうか・・・。

ふははは!庶民どもがアリのように這いまわっておるわっ!!
なぜ人って高いトコに登ると偉くなったような気分になるんでしょう。
天守閣からは全方位を展望できますので、公園も白石の街並みも蔵王の山も一望することができます。蔵王はまだ雪で真っ白でした。
さて・・・思う存分庶民を見下ろして満足したので、降りる事にしましょう。
ちなみに階段は上から見ると・・・

こんな感じです。手すりはあるのですが、これがまたクセモノでして・・・。壁に打ち付けてあるので、油断していると途中で「うおっ!?」と手が引っ掛かります。
背のデカい方は頭上にも注意ですよ。
ついでに神明社

ふー。久しぶりのお外歩きなので体力が…。ダメだなぁ。
天守閣から周囲を見回してみると、すぐ近くに神社らしきものがありました。どうやら白石城の敷地に隣接して『神明社(しんめいしゃ)』という神社があるようです。
早く入口の食事処で温かい白石温麺でもいただきながら休憩したいところですが・・・せっかくなのでチラッと覗いてみましょう。

昼を過ぎてから白石城はだいぶ人が増えてきていましたが、こちらまで回る方は少ないようで空っき空き。
あの、ものすごくどうでも良い話で恐縮なのですが・・・この写真を撮影した付近、インスタントラーメンの粉スープの匂いというか…メンマというか…なぜかとても中華っぽい匂いが漂っていました。
近くの池でゴボゴボ出ている泡の香りなのか・・・それとも誰かここでラーメンのスープをぶちまけたのか・・・。神社という場に来ておきながら、謎の中華臭の気になって仕方ありません(笑)
このままでは罰当たりな行動をしてしまいそうなので、おみくじでも引いてお茶を濁しましょう。そうしましょう。

ぐっ・・・なんだこの三段階のおみくじはっ。
「おみくじ」が100円。「幸福おみくじ」が200円。「とんぼ玉おみくじ」が300円。
300円のヤツはとんぼ玉がオマケでついてくるからわかるとして…普通の「おみくじ」と「幸福おみくじ」の差はなんでしょう・・ふむふむ、どうやら200円のほうは縁起物お守りが入っているそうです(全十種類)
お守りはいらんので、とんぼ玉おみくじにしてみましょうか。
どれどれ・・・おしっ!大吉っ!!そして入っていたとんぼ玉はコレでした。

あらやだ乙女チック。
デカいヒゲのオッサンが持っていたら『殺害した女子高生の所持品を記念に持ち歩いている』と思われても不思議ではありません。警察に見つかる前に誰かにあげちゃいましょう…。
白石温麺食って撤退っ
とんぼ玉をぷらんぷらんさせながら、白石城に戻ってきました。
最初のほうでご紹介した『歴史探訪ミュージアム』の1F、食事処では名物の白石温麺がいただけます。
さっき神社で嗅いだ「謎の中華っぽい匂い」のせいで、何か食いたくて仕方ありません。よし、温麺!我は温麺を御所望であるぞ!

いいですね、この古い食堂のような座席レイアウト。奥に行くには「はい、ごめんなさいねー」と行かねばならないところが懐かしい。4人掛けのテーブル席も3席あります。
かきあげ温麺やワカメ温麺などなど・・・けっこうメニューも豊富。ラーメンもあります。中華臭のせいで無性にチャーシューメンが食いたいところですが、せっかく白石に来たので…やはり白石温麺をいただいてみようと思います。

今回はワカメ温麺をチョイス。
お土産売り場でも販売している「なんちゃら温麺(名称は忘れてしまいました…)」というのを使用しているらしく、麺そのものに少々塩分が含まれており、しっかりしたお味。美味いです。
お値段は500円…だったような…。
ダメですね、最近ホントに「大事なこと」以外は全然覚えてないんです。昔から記憶力は良いほうなんですが…歳ですねぇ。あっちもこっちも衰えてばかりです。
このまま下ネタのほうに引っ張ろうかとも思いましたが、今回はやめときます。久しぶりの戯れ記事ですし、綺麗にまとめておきましょう。
あとがき

意外と楽しいもんですね、お城。人生で「城」というモノをに来たのはこれで二度目。
小学校の修学旅行で鶴ヶ城(会津若松)に行ったのが最初なのですが・・・悲しいかな、当時はクソみたいに仲間外れにされてるイジメられっ子だったので、何も楽しい思い出はありません・・・。城の記憶もありません。
よし、今年は鶴ヶ城に行ってみる事にします。
さてさて・・・まだ時間もあるし、ここから亘理のほうへ行ってみる事にしましょうか。
これからお花見の季節になりますが、どうぞ皆様飲みすぎませんように。私は酒は好かんのでコーラでお花見します。