勇者ヨシヒコのロケ地は?庄内オープンセットで戯れまくる!前編
勇者ヨシヒコをご存知でしょうか?
好きな人は猛烈に好き、興味ない人は全く面白さがわからない・・・そんなコアな作品です。私は圧倒的に前者です!
そんな「勇者ヨシヒコ好き」には聖地とも言える場所【スタジオセディック庄内オープンセット】で戯れてきました。
このたびの庄内地方への潜伏は、仕事よりもココで戯れる事が目的…と言っても過言ではありません(笑)
勇者ヨシヒコシリーズ
ご存知ない方のために、ざっくりとご紹介すると・・・「ドラゴン〇エスト」的な世界観での冒険活劇で、本気でふざけたノリの連続ドラマです。テレビ東京系で深夜放送されていました。
よくわかっていない人が真面目に見ると「チープでくだらないドラマ」になってしまいますが・・・その「チープさ」を楽しむ事こそが、このドラマの醍醐味です。
スタジオセディック庄内オープンセット

2006年、三池崇史監督「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」から始まり、数々の映画・ドラマ作品のロケ地として使用されてきました。2009年より「庄内映画村オープンセット」として一般公開され、2014年の運営会社の変更に伴い、名称が「スタジオセディック庄内オープンセット」に変わっています。
戯れ情報
スタジオセディック庄内オープンセット
「十三人の刺客」「座頭市/THE LAST」「るろうに剣心/京都大火編」といった超有名作品から「超高速!参勤交代」「殿、利息でござる!」などなど…数々の時代劇作品の撮影にしようされている、国内屈指の広大な敷地を誇るオープンセット。
所在地:
山形県鶴岡市羽黒町川代字東増川山102
TEL:
0235-62-4299
(電話番号でナビ設定すると正しい位置に案内されない場合がありますので、最寄りの「末広屋旅館 0235-62-2861」を目的地とし、そこからは道路に設置された案内表示に従って向かう事をおすすめします。
営業時間:
9:00~17:00
(11月下旬~4月上旬までは積雪のため休業)
入場料:
大人1300円・子供900円
公式サイトはこちら
⇒『スタジオセディック庄内オープンセット』
入場ゲートをくぐるとすぐに、浪人の格好をした方が看板を使って詳しい説明をしてくれました。
「勇者ヨシヒコ」だけを目当てで来たのですが、どうやら国内でも錚々たる作品で使用されているようです。完全にナメていました。
入場時にいただけるパンフレットにガイドマップは記載されているのですが『勇者ヨシヒコマニア』には独自の解説マップがあるらしく、そちらも追加でいただきました。
山間集落エリア
ゲートをくぐった場所がエントランスエリアになり、そこから左右に長くエリアが広がっています。
広大なエリア間は周遊バス(終日乗り放題¥500)が随時運行しており、それを上手に利用する事で楽に見学する事ができます。「何時間でも、どこまででも、徒歩で楽々移動できる」というのが私のウリなのですが・・・今回は案内の方が推奨する「バス利用での全エリアの周り方」に従って行動してみましょう。
それによると「まずはバスに乗って、山間集落エリアから見るのが良い」との事ですので、大人しく従ってみましょう。

バスを降りてまず最初に目に飛び込んで来たのが、こちらの水車小屋。すぐそばに腰掛けられる石があり、その横に鉄瓶と・・どん兵衛が置いてあります。…どん兵衛!?
私は全くと言って良いほどテレビを見ないのでわからないのですが、どうやらどん兵衛のCMで使用され、佐藤健さんが座っていた場所らしいです。置いてあるどん兵衛と箸を持って、CM同様のアングルで記念撮影をする事ができるようなのですが…肝心のCMを一度も見た事がないのでどうポーズをとって良いのやら…。
そこから先に進んでいくと「うなさか」と書いてある峠茶屋がありました。前にそれっぽい腰掛けと・・・敗れかけた和傘が置いてあります。なるほど、「これで記念撮影せよ」という事ですね。わかりました。

へいやっ!!太陽光を集めてやるっ!
ポーズを変えて何パターンか撮影したのですが、これが一番バカっぽくキマっていました。腰にカメラ2本と荷物を付けているのでジーンズが下がってきていますが、気にしないでください。
なお、この建物の裏側はこんな感じ。

ハリー・ボッテーです。撮影用のセットはこのように「必要でない部分」は簡略化して作られているため、強度的に非常に弱く、積雪が多くなるとつぶれてしまうそうな。
毎年冬のたびに何かしら潰れるそうです(笑)

山間集落エリアは実質3つしか建物は無く、これが最も端にある「てっぺんの家」です。
2013年の映画「おしん」で使用されています。勇者ヨシヒコにも登場しました。
その後、ゆるやかな坂をくだりながら、宿場町エリアへと徒歩で移動します。
宿場町エリア

山間集落エリアとは打って変わって、建物がずらっと並んだエリアに出ました。宿場町エリアです。
ここは「彼岸島デラックス」「殿、利息でござる!」でも使用されています。
建物の1つに入ってみると、新聞紙が枠台に広げて固定されています。なんだこれ??

おおおお、こんな面白い遊びができるとは!
私の中の武士の血が騒いできました。そんなもん流れていませんけど。
いざ、斬り捨ててくれるわっ!

悪・即・斬っ!!!
今日はオープン直後を狙って入場したので、ほぼ誰にも会わない貸し切り状態。もう人目を気にせず戯れ放題です。
気分良く、斬!した後は、使用した新聞をゴミ箱に入れ、次の方のために新しい新聞をセットしておきましょう。

新聞を斬!した建物以外にも、中まで見学できる建物は多く存在しており、各建物ごとに使用された映画のポップや写真などが展示されています。
この後は宿場町エリアのバス停から乗車してエントランスエリアに戻り、反対側の農村エリアまで再びバスで移動になります。
バスの中では運転手の方がいろいろ喋ってくれるのですが、なんと言いますか…かなり個性的で…(多くは語らず)
後半へ続く・・・
今回は敷地も広く見どころ満載なので、2記事に分けて書かせていただきます。
後半は「るろうに剣心 京都大火編」で使用された場所もあるらしく、さらにテンションが上がりそうです。
ではでは引き続き、後編をお楽しみ下さい…。